こんにちはユウタです。
今回の記事では、投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2019の投票で第1位に選ばれた投資信託「eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)」について書いていきます。
私がつみたて投資を始めようと考えたときに検討した投資信託の一つです。
今回の記事では
・eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)の概要
・どんな国の株式に投資しているのか?
・国別の割合
・リスクとリターンについて
・eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)の魅力
について書いていきます。
これから投資信託を始めようと検討している方は是非参考にしてみてください。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)とは
設立は2018年10月31日と割と新しい投資信託で、日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指している投資信託です。
「MSCIオールカントリーワールドインデックス」をベンチマークとしてるインデックスファンドです。
MSCIオールカントリーワールドインデックスとは
全世界の株式85%をカバーし、先進国23か国、新興国26カ国の中型~大型の3040銘柄で構成されています。
各国の構成比はアメリカが56.6%と比率が大きく、次に日本(7.5%)、イギリス(4.3%)と続いています。
新興国の配分は少なく、ほとんどが先進国(88%)となっています。
次画像は時価総額トップの企業です。
上位のほとんどの企業がアメリカの企業で構成されていますね。
世界の株価の時価総額比率通りに運用することができる
インデックス内でも時価総額の変動により株式の保有数の入れ替えがあります。
各社の時価総額は日々変動しているので、インデックスの中での配分も日々変わっていきます。
急成長した企業は時価総額が増えるので、インデックス内で保有数る量が増えていきます。
逆に株価が下がった企業は時価総額が減るので、インデックス内で保有する量も減っていきます。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)もインデックスと同じ配分になるようにファンドの中で調整してくます。
そのため、投資家はなんの手間もなく、世界の株価の時価総額比率通りに運用することができます。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)の魅力とは
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)では、この投資信託1本で全世界の株式に分散投資ができる魅力があります。
投資ではよく「卵を一つのカゴにもってはいけない」という格言が使われます。
卵を一つのカゴに全部入れていると、そのかごを落とした時に全ての卵が割れてしまうかもしれません。
しかし、複数のカゴに分けることで1つのカゴを落としても、他の卵には影響を受けずに済むという教えです。
また先にお伝えしたように、なんの手間もなく世界の株価の時価総額比率通りに運用ができるといった魅力があります。
その他にも、大きな魅力としてコストが安いということがあります。
eMAXISSlimシリーズでコストが激安
eMAXISSlimとは、三菱UFJ国際投信が提供する「幅広い品ぞれろえ」と「低く設定された信託報酬」が特徴のインデックスファンドシリーズです。
eMAXISSlimは業界最安水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンドとして、とても魅力のあるブランドです。
投資信託ではどれだけコストを抑えることができるかが重要です。
そのため、業界最安水準の運用コストを目指している「eMAXISSlimシリーズ」は多くの投資家から支持を受けているようです。
投資信託には、購入手数料、信託報酬、信託財産留保額といいう3つのコストがあります。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)では、購入手数料、信託財産留保額はかかりません。
また、信託報酬は0.1144%と全世界株式の投資信託中でも最安水準となっています。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)のリスクとリターンについて
投資信託でいうリスクとは、価格がどれほどの範囲で動くのか?という振れ幅のことで危険という意味ではありあません。
リスクとリターンを見るとこのファンドが大体どのような値動きになるのかが見えてきます。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)はまだ長期での実績がまだありません。
そのため、ベンチマークである、「MSCIオールカントリーワールドインデックス」のリスクとリターンで見ていきたいと思います。
(マイインデックス参照)
このことからリスクとリターンを計算すると以下のようになります。
大体このくらいの範囲に収まる
10年:-5.4%~29.2%
20年:-13.9%~23.7%
30年:-11.9%~23.9%
大きい振れ幅の場合
10年:-22.7%~46.5%
20年:-32.7%~29.2%
30年:-29.8%~41.8%
このくらいの幅で値動きがあると予想ができます。
例えば、
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)を10年間運用した場合だと、
-5.4%~29.2%の幅で投資したお金が増えるか減り、
何か経済的に大きなことがあった場合は、
-22.7%~46.5%の幅で投資したお金が増えるか減る
といった予想がでます。
実際に使っている数字は過去の数字なので、今後どうなるかは分かりません。
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)まとめ
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)のまとめです。
・低コストで全世界の株式に投資できる
・ベンチマークくは「MSCIオールカントリーワールドインデックス」
・アメリカ株の配分が50%以上しめている
低コストで全世界の株式にこれ1本で投資できるのはすごく魅力的だと思いました。
世界中の投資銘柄の時価総額上位85%をカバーしているので、バランスよく投資できるのっも大きな魅力です。
世界全体が成長していくことで投資家の資産も増えていきます。
長期的に見て今後も世界は成長していくと信じている方にはおすすめの投資信託です。
最後に注意点として、投資に絶対に儲かるということはありません。
大切なお金を失うリスクもついてきます。
そのため、投資は余剰資金で行うようにしましょう。
また、投資する商品はしっかりと自分で考え、判断して投資することをお勧めします。
それでは、本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
コメント